Logicool Wireless Presenter R400(型番 R400t)をMacのKeynoteで使うための設定をメモとして残しておく。この記事を書いているときの環境は、OS X 10.9.3 Macbook Air。

まず、付属のレシーバーをUSBに挿す。
キーボードが認識できないというダイアログが出るので、「ANSI(米国その他)」を選ぶ。現状では、Mac用のドライバは公式から配布されていないが、デバイスは認識してくれる。

これだけで、Keynoteのページ進む、ページ戻るの機能は使えるので、シンプルなスライドであれば問題なく使える。私の場合、動画資料を多く使うため、音量の調整がしたいのだが、なかなか参考になる情報が見つからなかった。あれこれ考えた結果、R400のキーをMacの音量調整キーとして割り当てればいいだろうと思い至り、「KeyRemap4MacBook」というアプリを使うことにした。

KeyRemap4Macでのカスタム機能の設定のやり方は、KeyRemap4MacBookの「Misc&Uninstall」タブに「Open private.xml」というボタンがあるので、それをクリックし書き換える。

書き換えができたら、「Change Key」タブの中にある「ReloadXML」をクリックする。そうすると、private.xmlを読み込みなおしてくれて、書き換えたカスタムの設定を使えるようになる。以下のxmlのコードに書き換えた場合は、「R400t Volume Controll」という項目が一番上にあるはずなので、それにチェックを入れる。

<?xml version="1.0"?>
<root>
  <devicevendordef>
    <vendorname>LOGITECH</vendorname>
    <vendorid>0x046d</vendorid>
  </devicevendordef>
 
  <deviceproductdef>
    <productname>R400T</productname>
    <productid>0xc538</productid>
  </deviceproductdef>
 
  <item>
    <name>R400t Volume Controll</name>
    <identifier>private.deviceproductdef</identifier>
    <device_only>DeviceVendor::LOGITECH, DeviceProduct::R400T</device_only>
    <autogen>__KeyToKey__ KeyCode::DOT, ConsumerKeyCode::VOLUME_UP</autogen>
    <autogen>
		__KeyToKey__
			KeyCode::F5, 
			ConsumerKeyCode::VOLUME_DOWN
    </autogen>
    <autogen>
		__KeyToKey__
			KeyCode::ESCAPE, 
			ConsumerKeyCode::VOLUME_DOWN
    </autogen>
  </item>
</root>

上のカスタム設定のボタン配置は下記画像のようになっている。
r400lg455x500

音量調整以外の機能を割り当てたい場合は、以下のマニュアルを見てください。

KeyRemap4MacBookのマニュアル
https://pqrs.org/macosx/keyremap4macbook/document.html.ja

private.xml Reference Manual
https://pqrs.org/macosx/keyremap4macbook/xml.html.ja

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